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医療同源ヘルシーライフ

お肉と健康編

健康を維持・増進するためには生活習慣・運動そしてどのような食事を取るかが非常に重要です。ここでは、ハム・ソーセージに関連してお肉・香辛料と健康について説明させていただきます。

  • お肉と健康

    健康に長生きするためには、世の中にはいろいろな意見があります。 最近紹介された医学・健康の専門家の意見 1)として、肉を食べないと免疫力も血管も弱ってしまう。また、女性は閉経後に太りやすくなりますが、脂肪がないと若々しさ、気力が保てません。そのため、ダイエット法としてまったく肉を食べないのはお勧めできず、肉からしか摂れない必須アミノ酸が欠乏してしまうとのことです。
    要は肉だけでなく、他の野菜や魚なども「バランスよく取る」ということが長寿の秘訣とのことです。では、具体的にお肉の持っているメリットについて紹介します。

  • 健康に欠かせない肉の効用

    日本の食生活が「欧米型」にシフトしたことは、生活習慣病が増加した原因のひとつといわれています。このため、お肉を食べると生活習慣病になると誤解している人も多いようです。
    確かに欧米型の食事は高脂肪のものが多く、フライドチキンやハンバーガー、ケーキなどはその代表格です。これらには脂質だけでなく糖質も多く含まれています。
    活習慣病が増えた理由は脂肪や糖質の取り過ぎであって、お肉をたくさん食べるようになったことが直接の原因という訳でもないようです。 赤身のお肉を適正量食べている限り、脂肪過多になったりコレステロールが高くなったりすることはないと考えられます。2)

  • 長寿とお肉

    日本は世界的にも長寿国ですが、これは第二次大戦後、日本人が蓄肉や乳製品などを食べるようになり、食の多様化が進んだことがのひとつと考えられます。
    お肉などの動物性タンパク質は、筋肉や血液を作るだけでなく、骨を作るメカニズムを促進しホルモンのバランスを整える効果もあります。また、血管をしなやかにして脳血管疾患を予防し、感染症に対する免疫力を高める作用もあるのです。2)

  • ダイエットとお肉

    「肉を食べると肥満になりやすい」というのは、よくある誤解のひとつです。肥満のメカニズムは非常にシンプルです。食べたカロリーが、消費カロリーを上回っているということです。
    ここでポイントとして、「筋肉がなければ脂肪は燃焼(消費)」されないということです。 つまり、筋肉とは脂肪燃焼の場であり筋肉が十分にないと体脂肪を燃やすことはできません。
    ダイエットしたいからといって肉を控えるのは誤った認識です。やせたい人こそ肉をきちんと食べて適度な運動をし、筋肉をつけることも重要です。2)

  • 美容とお肉

    お肉を食べることは美容の面でもさまざまな効果があります。 人の体は膨大な細胞の集合体で、日々、古い細胞が新しい細胞の入れ替わっています。こうした細胞の新陳代謝を活発にするのが、肉に含まれるアミノ酸です。体の新陳代謝が滞りなく行われるためには、一日に約60gの良質なタンパク質を摂取する必要があります。
    肉には新陳代謝を活発にして若々しい体を保つ効果があります。
    肉に含まれる脂肪分とオレイン酸にも、美容上欠かすことのできない働きがあります。2)
    新陳代謝を活発にして若々しい体を保つためには、肉のタンパク質と適度な脂肪、オレイン酸の摂取が欠かせないと考えられます。

  • こどもの成長とお肉

    タンパク質を構成しているアミノ酸のうち、食物から摂取しなければならないアミノ酸のことを「必須アミノ酸」といいます。子どもの場合はロイシンからアルギニンまで10種類が必須アミノ酸といわれています。
    アルギニンは成長ホルモンの分泌を高めるなど、成長を促進する働きがあります。アルギニン含量の多い食品としては、肉、卵、チーズなどがあります。
    お肉に含まれている鉄分には運動機能、免疫機能、コラーゲンの合成機能があり、子どもの脳の成長にも関わっています。
    子どもの健康な体をつくるにはバランスの良い食事と十分な睡眠が欠かせません。 幼いうちから正しい食事習慣を身につけさせることは大変重要です。2)

  • お肉と骨の成長

    骨の成長にはカルシウムが大切なことが知られていますが、実はタンパク質も骨の成長に重要な役割を果たしています。「骨を丈夫」にするのがカルシウムだとすれば、「骨を伸ばす」作用があるのがタンパク質です。
    タンパク質は筋肉や血液などを作るだけでなく、骨の成長にも重要な役割を果たしています。

【 参考資料 】
  1. Asahi Shinbun weekly AERA 2012.10.22
  2. エバラ食品工業HP 健康に欠かせない「肉の効用」東京農業大学/鈴木敏郎教授監修

豚・牛肉、香辛料編

  • 豚肉は疲労回復によいビタミンB1が豊富

    豚肉はビタミンB群とりわけB1が他の食品に比べても多く含まれており、疲労回復に効果的な栄養価の高い食べ物です。豚肉の脂質には不飽和脂肪酸のオレイン酸やコレステロール値を下げるステアリン酸が含まれ、コレステロール値は低いことも特徴です。

  • 牛肉は良質なたんぱく質と鉄分が豊富

    牛肉に含まれるたんぱく質には人間が体内でつくることができないため植物から取る必要のある「必須アミノ酸」がバランスよく含まれています。不足すると免疫力が低下し、疲れやすく病気にかかりやすくなります。また、牛肉には、「鉄分」も多く含まれているので、貧血の予防、改善によいといわれています。

  • 香辛料には肉や魚の腐敗を防ぐ解毒作用がある

    一方ソーセージ・ハムに使われる、香辛料については単に食欲をそそる嗜好品だけでなく、香辛料の食能には次のような多彩な効用があります。
    ①痛みや滞りを発散させる。
    ②消化を促進し、肝臓の負担を軽くする。
    ③大腸の働きを活発にして便通を正常化し、脂肪太りを防ぐ。
    ④全身の血行をよくして心臓の働きを助ける。
    ⑤防腐・防カビ・殺菌・消毒の作用がある。
    現代の食生活では香辛料をじょうずに使いこなすことが健康維持、病気予防への近道といえます。

クロイツェルのハム・ソーセージは、国産の新鮮な豚・牛肉を使用し、余分な脂肪分や塩分を控えてつくっております。香辛料は、ドイツ国内で評価されているスパイスをはじめ商品ごとに各種ブレンドして使用しております。肉類は、実際に優れた健康効果を持ちますが、全体的なバランスのとれた食事の一部として食べることが重要です。肉は食物繊維が少なく、他の食物から補給する必要がありますので、野菜などもバランスよく食べることも重要です。